切開リフトは何回まで受けられる?2回目以降のリスクと適切な間隔を完全解説

切開リフトは何回まで受けられる?2回目以降のリスクと適切な間隔を完全解説

切開リフト(フェイスリフト)を過去に受けた方やこれから検討している方の中には、「将来効果が薄れたら何回まで手術できるのだろう」と疑問を抱く方が少なくありません。結論をお伝えすると、医学的に明確な回数制限はありません。しかし、手術を重ねるごとに内部組織の癒着や皮膚の余力が原因で、難易度とリスクは確実に上昇する傾向にあります。

この記事で分かること:
  • 切開リフトを受けられる回数と適切な手術間隔
  • 2回目以降の再手術に伴う具体的なリスクや難易度
  • 過去の手術(糸リフトやミニリフトなど)が次回の切開リフトに与える影響
  • 再手術を安全に成功させるためのクリニックと医師選びの基準
  • 複数回の手術に関するよくある疑問とその回答

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目次

切開リフトは何回まで受けられる?

この章で分かること:
  • 切開リフトに明確な上限回数はないという事実
  • 次の手術を受けるまでに推奨される期間の目安
  • 複数回の手術が難しくなる医学的な理由

フェイスリフトは何回できるか回数制限はない

切開リフト(フェイスリフト)の手術回数について、医学的な観点から「一生に〇回まで」といった明確な制限は存在しません。理論上は、患者の健康状態や顔の組織の状態が許す限り、複数回の手術を受けることが可能です。

回数制限がない理由は、人間の皮膚や組織には一定の回復力があり、適切な期間を空ければ再び手術可能な状態に戻るケースが多いからです。実際に、40代で初めての切開リフトを受け、その後50代、60代と10年ごとのペースでメンテナンスとして再手術を受ける方もいらっしゃいます。

ただし、回数制限がないからといって、誰でも無条件に何度でも受けられるわけではありません。手術を重ねるごとに顔の内部組織は複雑に変化し、難易度は初回の比ではなくなります。

最終的には、現在のたるみの状態、過去の手術歴、そして執刀医の技術力を総合的に評価した上で、再手術が可能かどうかが判断されます。そのため、回数という数字にとらわれるのではなく、自分自身の組織が現在どのような状態にあるのかを、専門医に正しく診断してもらうことが最も重要です。

2回目以降の再手術は前回の施術から5年から10年の期間を空けるのが理想的

2回目以降の再手術は前回の施術から5年から10年の期間を空けるのが理想的

2回目以降の切開リフトを検討する場合、前回の施術からおおよそ5年から10年程度の期間を空けるのが一般的な目安とされています。この期間は、手術によって引き上げられた組織が再び加齢によってたるみを生じ、再手術を行うメリットが十分に得られるようになるまでの時間です。

間隔を空けるべき最大の理由は、手術による内部組織のダメージを回復させる必要があるためです。切開リフト後は、皮膚の下で組織が修復される過程で癒着や瘢痕(硬い傷跡のようなもの)が形成されます。これらの組織が完全に落ち着き、次の手術に耐えうる状態になるまでには相応の年月を要します。

前回の施術からの経過年数再手術の推奨度と組織の状態
1年〜3年未満組織の癒着が強く残っており、再手術は原則として推奨されないケースが多い
3年〜5年未満たるみが気になり始める時期だが、大掛かりな切開リフトにはまだ早い傾向がある
5年〜10年以上組織が落ち着き、新たな加齢性変化も現れるため、再手術を検討するのに適した時期

短期間での再手術は、組織への負担が大きすぎるため推奨されません。個人差はありますが、基本的には5年から10年というサイクルを念頭に置き、日頃のスキンケアや負担の少ない美容医療を併用しながら適切なタイミングを見極めることが求められます。

限界を迎える主な理由は皮膚の余力減少と内部組織の瘢痕化

回数制限はないとはいえ、実際には何度か手術を繰り返すうちに、物理的にこれ以上の切開リフトが難しくなる「限界」を迎えるケースがあります。その限界を引き起こす主な理由は、皮膚の余力の減少と、内部組織の激しい瘢痕化(はんこんか)です。

切開リフトの本質は、緩んだ内部組織(SMAS層や靭帯)を本来の位置へ再配置し、その結果として生じた「余分な皮膚」を取り除くことにあります。そのため、手術を重ねるたびに皮膚の絶対的なゆとりは少なくなっていきます。この皮膚の容量が限界に達すると、無理な切除は縫合部に過度な緊張(テンション)を生み、傷跡の悪化や表情の不自然さなどのフェイスリフトの失敗を招く恐れがあるため、物理的な引き上げが困難になるのです。

また、内部組織の瘢痕化も大きな障害となります。皮膚の下にあるSMAS(表在性筋膜)や脂肪層は、メスを入れるたびに硬い組織へと変化します。この硬くなった組織は柔軟性を失っており、再度剥離して引き上げようとしても、本来のしなやかな動きが出せません。

これらの理由から、限界を感じるタイミングは人それぞれ異なります。3回目で限界を迎える方もいれば、適切な処置によって4回以上可能な方もいます。大切なのは、自分の皮膚と組織の「残りの余力」を正確に把握し、無理な手術を強行しないことです。

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2回目のフェイスリフト手術に伴うリスクとは?

2回目のフェイスリフト手術に伴うリスクとは?
この章で分かること:
  • 前回の癒着が手術の難易度を上げる理由
  • 皮膚の切りすぎによるひきつれのリスク
  • 難易度上昇に伴う顔面神経損傷の危険性

初回手術時の癒着が原因で難易度が大幅に上がる

2回目の切開リフトは、初回の手術と比べて難易度が飛躍的に上昇します。その最大の原因は、初回の手術によって生じた内部組織の「癒着」です。癒着とは、本来は離れているはずの組織同士が修復過程でくっついてしまう現象を指します。

初回の手術では、皮膚とSMAS層の間を比較的スムーズに剥離(はがす操作)することができます。しかし、2回目以降は前回の手術で生じた傷跡(瘢痕組織)が硬く癒着しているため、どこが本来の層なのかを見極めるのが非常に困難になります。

癒着した組織を無理に剥離しようとすると、出血量が増えたり、必要な組織まで傷つけてしまったりするリスクが高まります。そのため、執刀医には癒着の程度を指先や視覚で繊細に感じ取りながら、安全な層をミリ単位で進み分ける高度な技術が要求されます。

このように、癒着の存在は再手術における最大のハードルとなります。初回の手術がどのように行われたかを示す正確な記録がない場合、内部を開けてみるまで癒着の全貌がわからないことも多く、これが再手術の難易度をさらに押し上げる要因となっています。

皮膚の切除を繰り返すことで不自然なひきつれが起きる可能性

複数回の切開リフトを受ける際のリスクとして、顔の表情が不自然になる「ひきつれ」のような失敗が起きる可能性が挙げられます。これは、皮膚の切除を繰り返すことによる物理的な限界が関係しています。

顔の皮膚は無尽蔵にあるわけではありません。1回目の手術で余分な皮膚を切り取り、2回目でさらに切り取ると、皮膚のゆとりは極端に少なくなります。その結果、目元や口元が不自然に横に引っ張られたような状態になり、いわゆる「整形顔」と呼ばれるような不自然な表情を生み出してしまうリスクがあります。

とくに、SMAS層(筋膜)の処理を適切に行わず、皮膚の表面だけを強く引っ張るような手術(スキンリフト)を繰り返すと、このひきつれは顕著に現れます。皮膚には元に戻ろうとする強い張力が働くため、傷口が広がったり、耳の形が変形(耳垂変形)したりする原因にもなります。

不自然なひきつれを防ぐためには、皮膚の切除量に頼るのではなく、顔の土台となるSMAS層やリガメント(靭帯)を適切に処理して引き上げることが不可欠です。皮膚の余力を見極め、自然な表情を損なわない範囲で手術を計画することが求められます。

難易度の上昇に比例して顔面神経を損傷するリスクが高まる

再手術において最も警戒すべきリスクの一つが、顔面神経の損傷です。手術の難易度が上がることに比例して、この神経損傷のリスクは初回よりもはるかに高くなる傾向にあります。

顔面神経は、顔の表情筋を動かすための重要な神経のネットワークです。通常、これらの神経はSMAS層のさらに奥の深い層を走行しています。しかし、過去の手術による癒着がひどい場合、組織の構造が歪んでしまい、神経の位置が通常とは異なる場所に移動してしまっているケースが少なくありません。

癒着して硬くなった組織を剥離する際、メスやハサミを進める位置を少しでも誤ると、本来傷つけるはずのない神経にダメージを与えてしまう可能性があります。神経が損傷すると、顔の半分が動かなくなったり、口が閉じにくくなったりといった重篤な後遺症(顔面神経麻痺)が残る恐れがあります。

このような取り返しのつかないリスクを回避するためには、顔面の複雑な解剖学的構造を完全に熟知し、癒着した組織の中でも神経の走行を正確に予測できる熟練の医師を選ぶことが絶対条件となります。

フェイスリフトは何回まで繰り返せるかは過去の術式も関係する

この章で分かること:
  • 初回の切開リフトの術式による再手術への影響
  • 繰り返された糸リフトがもたらす内部組織の変化
  • 手軽なミニリフトが将来の手術を困難にする理由

初回が皮膚のみの引き上げかSMAS処理を伴うかで再手術の難易度が変化する

初回が皮膚のみの引き上げかSMAS処理を伴うかで再手術の難易度が変化する

2回目以降の切開リフトの難易度は、初回の手術で「どのような術式が採用されたか」によって大きく変わります。特に、皮膚のみを引き上げたのか、それともSMAS(筋膜)層までしっかりと処理したのかが重要な分かれ目となります。

皮膚だけを剥離して引き上げる「スキンリフト」を初回に行っていた場合、皮膚のすぐ下の層に広範囲で強い癒着が生じています。この状態での再手術は、皮膚が薄くなり血流も悪くなっているため、皮膚が壊死するリスクが高まり、剥離操作が非常に困難になります。

初回手術の術式内部の癒着状態再手術への影響と難易度
皮膚のみの引き上げ(スキンリフト)皮膚のすぐ下に広範囲の硬い癒着が形成される皮膚が薄く血流が乏しいため、再剥離の難易度が極めて高く、皮膚壊死のリスクがある
SMAS処理を伴う本格的な切開リフトSMAS層の下(深い層)を中心に癒着が形成される組織の構造が保たれやすいため、高度な技術は必要だが再手術の計画は立てやすい傾向がある

一方、初回からSMAS層を適切に処理する本格的なフェイスリフトを行っていた場合は、深い層に癒着はありますが、皮膚自体の厚みや血流は比較的保たれているケースが多いです。そのため、解剖を熟知した医師であれば、安全な層を見極めて再手術を行うことが可能です。このように、初回の術式は将来のメンテナンスのしやすさを決定づける重要な要素となります。

過去の糸リフトの繰り返しが切開リフトの剥離を困難にする要因

過去の糸リフトの繰り返しが切開リフトの剥離を困難にする要因

切開リフトを検討する方の中には、過去に糸リフト(スレッドリフト)を何度も繰り返してきた方が多くいらっしゃいます。しかし、この糸リフトの繰り返しが、将来的な切開リフトの手術を非常に困難にする大きな要因となるケースがあります。

糸リフトで使用される糸には、組織に引っ掛けるためのコグ(トゲ)がついており、これが皮下組織に強力に絡みつきます。溶ける糸であっても、糸が吸収される過程で周囲に線維性の硬い組織(コラーゲンのカプセル)が形成されます。何度も糸を入れると、顔の皮下組織全体がガチガチの瘢痕組織の塊となってしまうのです。

この状態の組織に切開リフトのメスを入れると、通常の柔らかい組織とは異なり、層をきれいに剥離することができなくなります。無理に剥がそうとすると凹凸ができやすくなり、また止血も難しくなるため、手術時間が長引き、術後の腫れや内出血といったフェイスリフトのダウンタイムも長引く傾向にあります。

メスを入れることへの抵抗感から糸リフトを安易に繰り返すことは、結果的に根本的なたるみ治療である切開リフトの道を閉ざしてしまう可能性を含んでいます。長期的な視点で治療計画を立てることが求められます。

不適切なミニフェイスリフトの繰り返しが将来の本格的な引き上げを妨げる

傷跡が小さく手軽に受けられることから人気の「ミニフェイスリフト」ですが、これも不適切に繰り返すと、将来の本格的なフェイスリフトを妨げる要因になり得ます。

ミニフェイスリフトの多くは、耳の前の狭い範囲だけを切開し、皮膚や一部のSMASを部分的に引き上げる簡易的な術式です。この手術を数年おきに繰り返すと、耳の周囲だけに強い癒着と皮膚の不足が集中することになります。

後になって顔全体のたるみを根本から改善したいと考え、フルフェイスリフト(本格的な切開リフト)を希望したとしても、耳の周囲の皮膚がすでに限界まで切り取られていると、それ以上の引き上げができなくなります。また、部分的な癒着が邪魔をして、顔全体を均一に引き上げるための広範囲の剥離が不可能になるケースもあります。

目先の小さな改善を求めて手軽な手術を繰り返すことは、将来的に大きなリターンを得る機会を失うリスクを伴います。顔のたるみ治療は、10年、20年先を見据え、どのタイミングでどのような規模の手術を行うべきかを慎重に判断する必要があります。

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フェイスリフトは高い効果がある反面、傷跡のリスクもあり、医師の技術と見極めが問われる難しい手術です。徳田院長は、患者様の年齢や骨格・肌質によっては、あえて手術をお断りすることもあります。

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2回目以降のフェイスリフトを成功に導くクリニックと医師選びの基準

この章で分かること:
  • 修正手術の経験が豊富な専門医を選ぶべき理由
  • 医師とのカウンセリングで要望をすり合わせる重要性
  • リスクや限界を隠さない誠実なクリニックの見極め方

他院修正や複数回の切開リフトを専門とする経験豊富な医師を選ぼう

2回目以降の切開リフトを検討する場合、初回の手術以上にクリニックと医師選びが結果を大きく左右します。選ぶべき基準の筆頭は、他院で行われた手術の修正や、複数回目の切開リフトを専門的かつ日常的に手掛けている経験豊富な医師であることです。

前述の通り、再手術は癒着や瘢痕組織が複雑に絡み合い、解剖学的な構造が初回とは全く異なっています。教科書通りの手術手順は通用せず、実際に組織を開いてみてから状況を瞬時に判断し、適切な処置を行う応用力が求められます。これは、初回の簡単な手術だけをこなしている一般的な医師には対応が難しい領域です。

医師の経歴や資格を確認することはもちろん、クリニックのウェブサイトやSNSで、再手術や他院修正の難症例をどれだけ解決しているかをチェックすることが重要です。実際の症例写真や、修正手術に対する医師の専門的な見解が詳しく発信されているかどうかが、実力を見極めるための一つの指標となります。

医師へ理想の仕上がりや要望を正確に伝えよう

医師へ理想の仕上がりや要望を正確に伝えよう

再手術を成功させるためには、医師の技術力だけでなく、患者側から医師に対して「どのような仕上がりを求めているのか」を正確に伝えるコミュニケーション能力も不可欠です。

顔のたるみに対する悩みや、美的感覚は人それぞれ異なります。「とにかく限界まで引っ張ってほしい」という方もいれば、「不自然になるくらいなら、少し余裕を残してマイルドに引き上げてほしい」という方もいます。過去の手術で不満だった点や、今回絶対に避けたい仕上がり(例:耳たぶが伸びるのが嫌だ、傷跡を目立たせたくないなど)を、カウンセリングの場で具体的かつ詳細に伝える必要があります。

要望が曖昧なまま手術に臨むと、医師と患者の間に仕上がりのイメージのズレが生じ、結果的に手術の満足度が低下する可能性が高くなります。自身の希望をリストアップしたメモを用意するなどして、納得がいくまで医師と認識のすり合わせを行う時間を確保することが重要です。

手術の限界や合併症リスクを事前に提示する誠実な医師を選ぼう

手術の限界や合併症リスクを事前に提示する誠実な医師を選ぼう

クリニック選びにおいて最も警戒すべきは、「絶対に成功します」「何回でも簡単にできます」といった、リスクを軽視した言葉を並べる医師やカウンセラーです。再手術を成功に導くためには、手術の限界や合併症のリスクを包み隠さず提示してくれる誠実な医師を選ぶ必要があります。

複数回目の切開リフトは、神経損傷、皮膚の壊死、感染、傷跡の拡大など、初回よりもはるかに高いリスクを伴います。また、患者の組織の状態によっては「これ以上の引き上げは不自然になるため、今回はこの程度にとどめるべきだ」あるいは「手術自体を見送るべきだ」といった、患者にとって耳の痛い事実を伝えなければならないケースもあります。

信頼できる医師の特徴注意すべき医師の特徴
過去の癒着や瘢痕によるリスクを具体的に説明する「誰でも簡単に引き上がる」とメリットばかり強調する
皮膚の余力から、これ以上の手術は難しいと正直に伝える組織の状態を確認せず、何度でも手術可能だと請け負う
神経損傷や感染症など、万が一の合併症とその対応策を提示する「失敗は絶対にない」「ダウンタイムはない」と断言する

医学的な根拠に基づいてリスクと限界を誠実に説明し、その上で安全な治療計画を提案してくれる医師こそが、本当に信頼して顔を任せられる専門家と言えます。

複数回の切開リフトを検討する方のよくある疑問

この章で分かること:
  • 2回目の手術による傷跡の増加に関する疑問への回答
  • 切開リフトと美容皮膚科治療の併用による効果持続の可能性

2回目の切開リフトは初回と同じ切開線を使用するため新たな傷跡は増えにくい?

2回目の切開リフトは初回と同じ切開線を使用するため新たな傷跡は増えにくい

複数回目の手術を検討する際、「手術のたびに顔に新しい傷跡が増えてしまうのではないか」と不安に感じる方が多いようです。しかし、基本的には2回目以降の手術でも、初回の手術で作られた切開線(傷跡)とほぼ同じライン上をなぞるように切開を行うのが一般的です。

そのため、顔の周りに何本も傷跡が増えていくようなことは通常ありません。むしろ、経験豊富な熟練の医師が担当すれば、前回の目立つ傷跡をきれいに切り取り、より丁寧に縫合し直すことで、初回よりも傷跡が目立たなくなるように修正しながらリフトアップを行うことも可能です。

ただし、前回の手術で切開された位置が耳から極端に離れているなど不適切なデザインであった場合や、今回引き上げたい方向が前回と大きく異なる場合には、新たな切開線が必要になるケースもあります。傷跡の取り扱いについては、事前のカウンセリングで医師にデザインをシミュレーションしてもらい、十分に確認することが重要です。

定期的な美容皮膚科治療の併用がフェイスリフトの持続期間を延ばす?

定期的な美容皮膚科治療の併用がフェイスリフトの持続期間を延ばす可能性

切開リフトの再手術を少しでも先延ばしにし、美しい状態を長く保つためには、手術だけを繰り返すのではなく、切らない美容皮膚科治療を定期的に併用することが非常に有効な選択肢となります。

切開リフトは物理的なたるみを取り除く強力な手段ですが、皮膚自体の質(ハリや弾力、コラーゲン量など)を根本的に若返らせる効果は限定的です。手術後に照射系の機器治療(HIFUや高周波など)や、ヒアルロン酸・ボツリヌストキシンなどの注入治療を定期的に取り入れることで、皮膚の内側からハリを維持し、たるみの進行を遅らせる効果が期待できます。

また、肌質を良好に保つことは、将来的に再手術が必要になった際にも、皮膚の柔軟性や余力を残しておくことにつながり、手術の難易度を下げる手助けにもなります。外科的なアプローチと皮膚科的なアプローチをバランスよく組み合わせることが、長期的なアンチエイジングを成功させる鍵となります。

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