フェイスリフトの施術を受けた後、鏡を見て「想像以上に顔が腫れている」「数日経っても腫れが引かない」と強い不安を感じている方は少なくありません。切開を伴う手術や糸リフトにおいて、術後の腫れは生体反応として避けられないプロセスですが、その程度や期間には個人差があります。現在の状態が正常な回復過程にあるのか、それとも何らかのトラブルが生じているのかを正しく判断することが、精神的な安定とスムーズな回復への第一歩です。
本記事では、フェイスリフト術後の腫れのピーク時期や、腫れが長引く主な原因、そして早期回復のために自分で行えるセルフケアの方法を詳しく解説します。また、放置してはいけない異常なサインについても触れていきますので、今の症状と照らし合わせながら読み進めてください。正しい知識を持つことで、ダウンタイム期間を冷静に乗り切ることができるようになります。
- フェイスリフト術後の腫れがピークを迎える時期と消失までの目安
- 切開範囲や個人の体質による腫れの出方の違い
- アイシングや寝方の工夫など、腫れを早く引かせるための具体的な対策
- 再受診を検討すべき異常な腫れや痛みの判別基準
- ダウンタイム中の精神的な不安を軽減するための心の持ちよう

フェイスリフトは、費用も決断も大きい治療です。
「自分の部位だと実際いくらかかるのか」
「ネットの相場より高い金額を提示されたらどうしよう」
「年齢的に、自分に向いている施術なのか不安」
と感じるのは、すごく自然なことです。
必要な施術範囲は、肌の弾力やたるみの状態で一人ひとり違うため、ネットの相場だけで判断するのは難しいもの。
当院の徳田院長は、年齢や骨格・肌質によっては、あえて手術をお断りすることもあります。
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フェイスリフトの腫れが引かないと感じる時期の目安は?

- 術後2日から3日が腫れのピークであり、最も見た目の変化が著しいこと
- 1週間から2週間程度で人前に出られる程度まで大きな腫れが引くこと
- 最終的な組織の馴染みや完成には1ヶ月から3ヶ月の期間を要すること
術後2日から3日がフェイスリフトの腫れのピーク
フェイスリフト術後の腫れが最も強く現れるのは、手術当日よりもむしろ術後2日から3日目にかけてです。これは手術によって組織が受けたダメージに対し、体が修復しようとする炎症反応が最大化するためです。この時期は顔全体が大きく膨らんだように感じたり、左右差が強調されたりすることがありますが、これは正常な経過の一部です。
ピーク時には、腫れによって目が開けにくくなったり、口の動きが制限されたりする場合もあります。しかし、この数日間を過ぎると炎症は徐々に落ち着き始めます。日本美容外科学会(JSAPS)の指針においても、切開を伴う手術の急性期症状は術後数日以内にピークを迎えることが示されています。
参照:日本美容外科学会(JSAPS)フェイスリフトについて
この期間は「腫れが引かない」と焦るのではなく、体が懸命に回復しようとしている時期だと理解し、無理に動かず安静に過ごすことが重要です。見た目の変化に驚いて精神的に落ち込むケースも多いですが、ピークを越えれば必ず改善に向かうことを念頭に置いてください。
術後1週間から2週間で大きな腫れが落ち着く
術後1週間が経過し抜糸を行う頃になると、顔の熱感や強い腫れは引き始め、徐々に自然な輪郭が見えてきます。1週間目から2週間目にかけては「大きな腫れ」から「むくみ」のような状態へと変化していく段階です。この時期になれば、マスクやメイク、髪型を工夫することで、周囲に気づかれずに外出することが可能になるのが一般的です。
ただし、この時点でもまだ顔に違和感があったり、表情を作りにくかったりすることがあります。皮膚の下ではまだ修復作業が続いているためです。2週間が経過する頃には、内出血も黄色く変化して消失に向かい、多くの患者様が仕事や日常生活に本格的に復帰できる状態になります。個人差はありますが、10日から14日程度を一つの区切りとして捉えておくと良いでしょう。
以下の表は、一般的なフェイスリフト術後の経過スケジュールをまとめたものです。ご自身の状況と比較する際の参考にしてください。
| 時期 | 腫れの状態 | 主な症状と目安 |
|---|---|---|
| 当日〜3日目 | ピーク期 | 最も腫れが強く、熱感や痛みを感じやすい。 |
| 4日目〜1週間 | 回復初期 | 腫れが引き始め、内出血が目立ち始める。 |
| 1週間〜2週間 | 回復中期 | 大きな腫れが消失。メイクで隠せる程度になる。 |
| 1ヶ月〜3ヶ月 | 完成期 | 細かいむくみが取れ、組織が完全に馴染む。 |
完成までの期間は1ヶ月から3ヶ月程度
表面的な腫れが引いたように見えても、手術の最終的な結果が出る「完成」までには1ヶ月から3ヶ月、場合によっては半年程度の期間を要します。術後1ヶ月を過ぎた頃に「まだ腫れが引かない部分がある」「触ると硬いところがある(拘縮)」と感じることがありますが、これは皮下組織が癒着・修復していく過程で起こる正常な反応です。
3ヶ月程度が経過すると、皮膚の引きつれ感や感覚の鈍さが改善され、リフトアップ効果が最も自然な形で定着します。特に切開リフトの場合、内部の筋肉(SMAS層)まで処置を行っているため、表面だけでなく深部の組織が落ち着くまでの時間が必要です。焦って追加の手術や強いマッサージを検討するのではなく、数ヶ月単位で経過を見守る姿勢が大切です。
フェイスリフトの腫れが引かない主な原因は?

- 手術の術式や切開の範囲によって物理的なダメージの大きさが変わること
- 塩分の摂取や生活習慣、もともとの体質が回復スピードを左右すること
- 加齢に伴う組織の修復力の低下がダウンタイムを延長させる要因となること
切開範囲の広さやSMAS処理の有無が術後の腫れの強さに影響する
フェイスリフトの腫れの強さは、選択した手術方法や剥離する範囲の広さに比例する傾向があります。例えば、耳の前後を広く切開し、皮膚の下にあるSMAS(表在性筋膜)を広範囲に引き上げる「フルフェイスリフト」は、高い効果が得られる反面、組織への侵襲が大きいため腫れも強く出やすくなります。一方で、ミニリフトや糸リフトなどは侵襲が小さいため、腫れが引くまでの時間は比較的短縮されます。
剥離範囲が広いほど、皮下の毛細血管やリンパ管が一時的に損傷を受けるため、体液が溜まりやすくなり腫れが長引く原因となります。執刀医の技術によって出血を最小限に抑える工夫はなされますが、根本的な術式の構造上、大きな変化を求めるほど初期の腫れは避けられない側面があります。自分の受けた術式がどのようなものだったかを再確認し、医師から説明された想定範囲内であるかを考えることが重要です。
むくみやすい体質や塩分の摂りすぎがダウンタイムを長引かせる
術後の生活習慣、特に食事の内容は腫れの引き方に直結します。塩分(ナトリウム)を過剰に摂取すると、体は塩分濃度を薄めようとして水分を溜め込むため、顔のむくみが悪化し「腫れが引かない」と感じる原因となります。特にダウンタイム中は動く機会が減り、代謝が落ちやすいため、食事による影響を顕著に受けやすくなります。
また、もともと朝起きた時に顔がむくみやすい体質の方や、血行が悪い方は、術後の体液循環も滞りがちです。アルコールの摂取も同様で、血管が拡張して水分が組織に漏れ出しやすくなるため、術後少なくとも1週間は禁酒を徹底すべきです。生活習慣によるむくみはセルフケアで改善が可能な部分ですので、まずは食生活を見直すことが回復への近道となります。
加齢による皮膚の弾力低下や血行不良が回復を遅らせる一因となる
年齢を重ねると組織の代謝スピードが緩やかになるため、若年層と比較してダウンタイムが長引く可能性があります。皮膚の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの生成能力が低下していると、手術で受けたダメージの修復に時間がかかります。また、血管の老化や慢性的な血行不良がある場合、腫れの原因となる浸出液や古い血液の吸収がスムーズに進みません。
特に50代以降で広範囲の切開リフトを行う場合、1ヶ月経過しても「まだなんとなく顔が重い」と感じることは珍しくありません。これは失敗ではなく、身体の回復能力に応じた正常なプロセスです。無理に早く治そうと焦るのではなく、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけ、身体の内側から修復をサポートする環境を整えることが、結果的にダウンタイムを短縮させることにつながります。
10年先の美しさを支える当院のフェイスリフトメニュー
当院では、患者様お一人おひとりのたるみの状態や「どうなりたいか」という理想に合わせ、最適な術式を選択できる体制を整えています。一時的な変化ではなく、10年後も受けて良かったと実感していただけるような、土台からの根本的な若返りを追求しています。
形成外科専門医としての確かな技術に基づき、高度な解剖学的知識が必要な最深部へのアプローチから、気になる部位をピンポイントで整える処置まで、幅広く対応可能です。
| 施術メニュー | 施術の内容 | 費用の目安(税込) |
|---|---|---|
| ディーププレーンリガメント法フルフェイスネックリフト | 靭帯を根本からリリースし、顔から首までを劇的に若返らせる最高峰の術式 | ¥3,100,000 |
| SMASリガメント法フェイスリフト | 筋膜と靭帯の両方にアプローチし、自然で強力な引き上げを実現する標準術式 | ¥1,320,000 |
| ネックリフト | 首のシワやたるみに特化しシャープなフェイスラインを作る専門処置 | ¥660,000 |
| ペリカンリフト | 顎下のたるみを強力に改善し二重顎の悩みを解消する部分リフト | ¥330,000 |
| バッカルファット | 頬の深い層の脂肪を除去し、たるみ予防と小顔効果を狙う処置 | ¥275,000 |
| 頬顎下脂肪吸引(同時施術時) | リフトアップメニューと併用しフェイスラインをより鮮明に整える | ¥220,000 |
当院の料金には、事前のカウンセリング、局所麻酔、術後の検診費用が含まれています。なお、手術中の不安を和らげるための静脈麻酔や、専門の麻酔科医による全身麻酔を希望される場合には、麻酔科医の手配代と麻酔代を別途頂戴しております。
当院では「1年後の結果」だけでなく、3年、5年、10年と時が経つほどにその価値を実感していただけるような、生涯コストパフォーマンスの高い治療を目指しております。あなたの人生に寄り添う最適なプランを、一緒に見つけていきましょう。
フェイスリフトの腫れを早く引かせるためには?
- 術後72時間以内の適切なアイシングが炎症の拡大を防ぐポイントであること
- 寝る時の姿勢を工夫することで重力を利用して顔のむくみを軽減できること
- 適切な水分摂取が代謝を高め、腫れの原因となる物質の排出を助けること
術後3日間は保冷剤で適切にアイシングを行い炎症を抑制するのが重要

腫れを最小限に抑えるための最も基本的かつ効果的な方法は、術直後から3日間(約72時間)の徹底したアイシングです。冷やすことで血管が収縮し、炎症の原因となる物質の放出や出血を抑えることができます。保冷剤を清潔なタオルやガーゼで包み、患部に優しく当てるようにしてください。このとき、冷やしすぎによる凍傷を防ぐため、15分程度冷やしたら一度休むなど、間隔を空けることがコツです。
ただし、4日目以降も冷やし続けると、今度は血行が悪くなりすぎて組織の修復を遅らせてしまう可能性があります。ピークを過ぎた後は、冷やすことよりも「温めないこと」にシフトし、自然な血流を維持しながら回復を待つのが理想的です。アイシングはあくまで急性期の炎症を抑えるための手段であることを忘れないでください。
就寝時は頭を心臓より高く保つことで顔への血液の滞留を防ぐ

顔の腫れは重力の影響を強く受けるため、寝ている時の姿勢が回復スピードに影響します。横になった時に顔と心臓が同じ高さになると、顔に血液やリンパ液が溜まりやすくなり、翌朝の腫れが強く出てしまいます。術後1週間程度は、枕を高くしたり、リクライニングチェアを利用したりして、上半身を少し起こした状態で寝るのが非常に効果的です。
また、左右どちらかを下にして寝ると、下側になった方の腫れが強く出る「偏り」が生じることがあります。理想は仰向けで、左右にクッションを置くなどして顔が横を向かないように固定して寝ることです。このちょっとした工夫を行うだけで、起床時の「腫れが引かない」という不安を大きく軽減することができます。
水分を十分に摂取する
「水分を摂るとむくむ」と思われがちですが、実際には適切な水分摂取こそが代謝を促し、腫れを早く引かせるために必要です。体内の水分が不足すると、体は防衛本能として逆に水分を溜め込もうとし、むくみが悪化します。常温の水やカフェインを含まないお茶などをこまめに飲み、血液やリンパの循環をスムーズに保つようにしてください。
ただし、一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯の水を1日数回に分けて飲むことがポイントです。循環が良くなることで、炎症部位に溜まった老廃物が排出されやすくなり、組織の修復に必要な栄養素も行き渡りやすくなります。利尿作用のある飲み物を適度に取り入れるのも一案ですが、脱水にならないようバランスに注意してください。
避けるべきフェイスリフトの腫れを悪化させるNG行動

- 血圧が上がる行動が傷口の開きや新たな内出血を招くリスクとなること
- 喫煙や飲酒が血管に悪影響を及ぼし、傷の治りを著しく遅らせること
- 自己判断でのマッサージが組織にダメージを与え、腫れを再燃させること
激しい運動や長時間の入浴
術後1週間から2週間程度は、激しい運動や長時間の入浴、サウナなどは厳禁です。これらの行動は体温を上昇させ、全身の血行を過度に促進します。手術で処置した部位の血管が拡張すると、再び出血したり、腫れが強くぶり返したりするリスクがあります。特に血圧が急上昇するような筋トレやジョギングは、傷口に負担をかけるため避けなければなりません。
入浴に関しては、シャワーであれば翌日や翌々日から可能な場合が多いですが、湯船に浸かって体を温めるのは医師の許可が出るまで待ってください。血流が良くなりすぎると、落ち着きかけていた炎症が再燃し、フェイスリフトのダウンタイムが数日間延びてしまう結果につながります。洗顔時も熱すぎるお湯は避け、ぬるま湯で優しく流す程度に留めるのが安全です。
喫煙や飲酒
喫煙と飲酒は、ダウンタイム中の回復を妨げる最大の敵と言っても過言ではありません。タバコに含まれるニコチンは毛細血管を強く収縮させ、組織への酸素供給を阻害します。これにより傷口の治りが遅くなるだけでなく、最悪の場合は皮膚の壊死を招く恐れもあります。美容医療の現場では、術前後の禁煙は必須事項として指導されるのが通例です。
一方、アルコールは血管を拡張させ、むくみを悪化させる原因となります。酔った状態で顔をぶつけたり、不用意に触れたりするリスクも高まるため、術後少なくとも1週間、できれば抜糸が終わるまでは完全に断つことが推奨されます。「少しなら大丈夫」という油断が、数週間にわたる「引かない腫れ」を招くことを肝に銘じてください。
施術部位への強いマッサージや刺激
「腫れを流したい」という思いから、顔をマッサージしたり美顔器を使用したりしたくなるかもしれませんが、これは非常に危険な行為です。術後の組織は非常にデリケートであり、内部で糸や縫合部が定着しようとしている最中です。強い摩擦や圧力を加えると、内部の組織がダメージを受け、炎症が悪化して腫れが長引く原因となります。
特に糸リフトの場合、マッサージによって糸のトゲ(コグ)が外れてしまい、リフトアップ効果が損なわれる可能性もあります。術後1ヶ月程度は、洗顔やスキンケアの際も「触れるか触れないか」の優しいタッチを心がけ、皮膚を動かさないように注意してください。本格的なフェイシャルエステや歯科治療なども、担当医の許可が出るまでは控えるのが賢明です。
注意が必要なフェイスリフト後の異常な腫れとは

- 時間の経過とともに悪化する痛みや腫れはトラブルの兆候であること
- 拍動性の熱感や激しい痛みがある場合は感染症の疑いがあること
- 皮膚の変色は血腫や血流障害を示唆しており、即時の診断が必要なこと
術後数日経っても痛みが増している場合は感染や血腫の可能性がある
通常の経過であれば、術後の痛みは3日目以降から徐々に落ち着いていきます。しかし、時間が経つにつれて痛みが強くなったり、特定の部分だけが異常に硬く盛り上がってきたりする場合は、内部で「血腫(血の塊)」が形成されているか、細菌による「感染」が起きている可能性があります。血腫は放置すると組織を圧迫し、治癒を遅らせるだけでなく傷跡を汚くする原因にもなります。
痛み止めを飲んでも全く効かないような激痛や、顔の半分だけが明らかに異常なスピードで腫れ上がってくる場合は、迷わず執刀医に連絡してください。早期に血腫を除去したり、抗生剤を処方し直したりすることで、大きなトラブルを回避できるケースがほとんどです。「これくらいで連絡しても良いのか」と遠慮せず、異変を感じたら専門家の判断を仰ぎましょう。
強い熱感や拍動を伴う腫れは放置せず早期にクリニックへ相談する
腫れている部位を触った時に、周囲の皮膚よりも明らかに熱を帯びていたり、心臓の鼓動に合わせて「ドクドク」と脈打つような感覚(拍動痛)があったりする場合は要注意です。これらは炎症が強く起きている証拠であり、特に黄色い膿のような浸出液が傷口から出ている場合は感染症の疑いが濃厚です。
美容外科手術における感染は稀ですが、ゼロではありません。感染が起きると腫れは引くどころか悪化し続け、放置すると周囲の組織にダメージを与えてしまいます。異常な熱感や拍動痛を感じた際は、保冷剤で冷やすだけで済ませるのではなく、速やかにクリニックの診察を受けてください。適切な処置を受ければ、多くの場合は大事に至らずに回復へ向かいます。
皮膚の色が紫色や黒色に変化している場合は速やかな確認が必要
術後の内出血(青あざや黄色い変色)は正常な範囲内ですが、皮膚の色が「どす黒い紫」や「真っ黒」に変色している場合は注意が必要です。これは皮膚への血流が途絶えている(血流障害)可能性を示唆しており、迅速な処置を行わないと皮膚が壊死してしまうリスクがあります。特に耳の周りや切開線の縁など、血流が不安定になりやすい部位に現れやすい症状です。
もし変色している部分が異常に冷たかったり、逆に全く感覚がなかったりする場合は、直ちに担当医に診てもらう必要があります。血流障害は時間との勝負になるため、「明日まで様子を見よう」という判断が取り返しのつかない結果を招くこともあります。見た目の色が明らかに不自然で不気味だと感じたら、それが最大の警告サインであると認識してください。
フェイスリフトの腫れが引かない不安を乗り切るために

- 術後の見た目の違和感は時間の経過とともに必ず解消されること
- マスクやメイクといった実用的な対策を準備してストレスを抑えること
- 専門家とのコミュニケーションを保つことが精神的な支えになること
ダウンタイム中の見た目の変化は一時的であることを理解する
鏡を見て「顔がパンパンで別人みたい」「失敗されたのではないか」とパニックになりそうになったら、一度深く呼吸をして、この状態は「身体が傷を治そうとしている証拠」だと思い出してください。フェイスリフト直後の腫れやむくみは、時間の経過とともに必ず落ち着いていきます。今の顔が最終結果ではありません。むしろ、しっかり腫れているということは、それだけ内部で変化が起きていることの裏返しでもあります。
SNSやネット上の「ダウンタイムゼロ」といった過剰な広告や、極端に回復が早い人の症例写真と自分を比較するのはやめましょう。回復のペースは百人百様です。今の自分に必要なのは比較ではなく、自分の身体の回復力を信じて、しっかりと休養を与えることです。数週間後の自分は、今の不安を笑って話せるようになっているはずです。
マスクやメイクでカバーできる時期を事前に把握して外出のストレスを減らす
物理的な対策を立てておくことで、外出時の心理的なハードルを下げることができます。現代では日常的にマスクをしていても不自然ではないため、多くの場合は術後数日からマスクを着用して外出が可能です。また、抜糸後からはコンシーラーやファンデーションで内出血を隠すことができるようになります。オレンジ系のコンシーラーは、紫色の内出血を打ち消すのに非常に役立ちます。
また、髪型をダウンスタイルにして耳周りを隠したり、つばの広い帽子や伊達メガネを活用したりするのも有効な手段です。あらかじめ「この時期にはこう隠そう」というシミュレーションができていれば、「腫れが引かないから外に出られない」というストレスに振り回されにくくなります。自分を隠す手段を武器として持ち、少しずつ日常の動作を取り戻していきましょう。
信頼できる医師やカウンセラーに現在の状態を共有する

一人で悩んでいると不安は増幅し、悪い方向へばかり考えがちになります。もし「本当にこれで大丈夫かな?」と疑念が消えない場合は、遠慮なく施術を受けたクリニックへ連絡し、カウンセリングや診察を依頼してください。専門家から「順調な経過ですよ」という一言をもらうだけで、心が驚くほど軽くなることは多いものです。クリニックは術後のケアも含めて、あなたの美しさをサポートするパートナーです。
また、術後の経過写真を自分で定期的に撮影しておくこともおすすめです。毎日の微細な変化は気づきにくいですが、術後3日目と7日目を写真で比較すれば、確実に腫れが引いていることが目に見えてわかります。客観的な記録は、自分の回復を実感するための強力なツールとなります。孤独に耐えるのではなく、周囲のサポートを適切に活用しながら、完成までの道のりを歩んでいきましょう。
まとめ:フェイスリフトの腫れが引かない時期は正しく対処して完成を待つ
フェイスリフトの施術後に「腫れが引かない」と感じるのは、多くの場合、回復のピーク時や身体の自然な修復過程において生じる一時的な感情です。術後2日から3日のピークを越え、1週間から2週間で大きな腫れが落ち着き、3ヶ月かけて完成に向かうという一般的なスケジュールを理解していれば、過度な心配をせずに過ごすことができます。
早期回復のためには、適切なアイシング、頭を高くした睡眠姿勢、バランスの良い食事といった基本的なセルフケアが何よりも重要です。一方で、運動や飲酒、マッサージといったNG行動を厳に慎むことが、結果としてダウンタイムを最短にする唯一の方法と言えます。この記事で紹介した「異常なサイン」にさえ注意を払っていれば、多くの不安は時間の経過とともに解消されていくでしょう。
美容医療は、手術が終わった瞬間がゴールではありません。ダウンタイムという期間を経て、組織が馴染み、理想の自分に出会えるまでのプロセスも含めての治療です。焦らず、自分の身体を労わりながら、日々美しく変化していく過程を楽しめる心の余裕を持ってください。もし不安が拭えない時は、一人で抱え込まずに信頼できる医師へ相談し、納得のいく形で完成までの時間を過ごしていきましょう。


